ほったらかしブログ

サラリーマンがシンプルな生活を目指します

育休を取得して良かったこと

30代サラリーマンが2カ月間の育児休職を取りました。2カ月間という短い期間でしたが、いくつかの気づきがあったのでその備忘録を記載します。

まずは、育休を取得し子供と接したことで自分がどう感じたか、という気持ちの観点で振り返ってみました。

1.子供の成長を実感できる
2.子供が自分に慣れてくれる
3.子育ての大変さが分かる

 

  1. 子供の成長を実感できる
    子供の成長を見逃したくないという気持ちが強くなりました。
    子供の成長がこんなにも著しいとは思いませんでした。昨日までできなかった寝返りが次の日にできるようになったり、物をバンバン叩いていたのにある日優しくそっと触るようになったり。このままの勢いで成長したら大人になったときには天才になるのではないか、と親バカあるあるを思ったり。
    もし仕事をしていた場合、例えば帰宅後に寝返りしたという話を妻から聞いた場合、もちろん微笑ましくなると思います。しかし寝返りした事実のみを知ることと、何度も寝返りしそうになって寝返りできた一連の流れを見ることでは、感動する度合いが違うと想像しました。
    そんなわけで、今回我が子の成長の過程を自分の目で見ることができてとても嬉しかったです。

  2. 子供が自分に慣れてくれる
    表現が適切か微妙ですが、育休前と比べて子供が自分に慣れてくれました。
    育休開始後、寝かしつけをしたものの最初は中々寝てくれず泣いてばかりでした。しかし数日間続けているとそれも収まり、腕の中で寝てくれるようになりました。腕の中でスヤスヤ寝ている姿を見ると何とも言えない幸福感を感じました。また、それ以外のミルクや離乳食も進んで飲んだり食べたりしてくれたおかげで、苦になりませんでした。毎日お世話をすることで子供にとって安心できる存在になれたのではないかと思います。
    子供に嫌がられないから子育てが苦にならない、というように育児のしんどさがかなり軽減されました。

  3. 子育ての大変さが分かる
    子育ては心身ともに大変であることが分かりました。
    育休中、子供がいる間は基本的に寝不足です。これは事前に聞いていたので心構えはできていたものの、やはり大変です。赤ちゃんは夜に数回起きて泣きます。我が家は20時に寝かせて、2~3時、4~5時ごろに少し泣いたり一人で喋っていたりし、最終的には7時に起きます。親はこの隙間に寝ることになるのですが赤ちゃんに起こされるので熟睡できません。しかもこれが毎日続いています。朝スッキリ起きた~というのを久しくできていないなあと。なので夫婦でどちらかが先に起きて子供の相手をする間にもう一方が2時間くらい寝る、あるいは昼寝をちょこちょこする、という工夫で睡眠不足を乗り切っています。
    また、子育て中は子供のことを完全に忘れている瞬間がなかなか来ないということにも気づきました。いつも脳の一部のメモリが子供の存在に占有されている、というイメージです。特にワンオペの場合は、自分がトイレしているときでさえ、転がらないかとか変なものを口にしていないか、など心配になります。
    慢性的な睡眠不足×慢性的な脳への負荷 はストレス蓄積の元になり思考力低下につながり、その結果、家事の非効率化や夫婦喧嘩が発生すると思いました。そのような状況を回避するため、我が家では夫婦で交互に自分の時間を取ることで、意識的に心身ともにリフレッシュするように工夫しています。

 

以上です。今回は育休を取得して気づいた自分の気持ちの観点で振り返ってみました。
次回は、家事のやり方やお出かけの工夫など行動の観点で振り返ってみようと思います。